自律神経失調症は漢方で改善できる?
漢方はそもそも、人間の体質改善に効果がある治療法です。
人は体質や性格によってストレスへの耐性が違いますし、元から虚弱体質の人は自律神経失調症を発症しやすいです。
そういった体質を改善することで、自律神経失調症の症状を和らげたり自律神経の機能を高めることができます。
漢方薬は自然由来の薬なので、他の薬のように副作用や依存症を引き起こすことがない点が安心です。
ただ効き目が表れるには半年ほどかかるケースが多いため即効性はないのですが、体質改善に成功すれば自律神経失調症の再発予防にも役立ちます。
自律神経失調症に使われる漢方薬は、柴胡加竜骨牡蠣湯、苓桂朮甘湯、黄連解毒湯などです。
最近は病院でも漢方薬を扱っているところが増えてきているので、気になる人はお医者にたずねてみるといいでしょう。
漢方薬はその人の症状だけではなく体質、体型なども考慮して処方されるので、きちんと調合された漢方薬を服用するようにしましょう。